最近Twitterを見るのをやめたら、心が平和になりました。「たまにはSNSデトックスもいいもんだなぁ。」なんて思っていたら、ふと、スマホがなかった時代の海外旅行を思い出しました。
ウィキペディアによると、日本で初めてiPhoneが発売されたのが2008年11月。頻繁に海外旅行をしていたのはその前なので、たった15年前のことなのに、超アナログで旅行していたので、びっくり。まさに究極のデジタルデトックスでしたよ。当たり前か。
2006年頃の海外旅行
2006年〜2010年の間、しょっちゅう海外旅行をしていました。当時の日本は、インターネットはそこそこ普及していたものの、ガラケーとパソコン、iPodの時代でした。パソコンは1家に1台あればいいほうだったかと記憶しています。
情報収集はガイドブック『地球の歩き方』
当時、海外旅行に関する情報がそんなにありませんでした。テレビを見て行ってみたいなーって思うぐらい。そんな中、『地球の歩き方』という本が神でした。その本を読めば、現地でのすごし方が何でも書いてあるのです。なので、海外旅行のときは、その「バイブル」を肌身離さず持ち歩いていました。
H.I.Sが衝撃的だった
当時航空券は、旅行代理店で買うのが主流でした。そんな中、H.I.Sはほかの旅行代理店に比べて破格の値段でチケットを売っていて衝撃を受けたのを覚えています。航空券だけでなく、パッケージツアーもありました。下手したら国内旅行よりも安くて、海外が近くなったように感じました。
スマホがなかった時代、海外旅行でしていたこと
わたしはスマホを持ってから海外に行かなくなってしまったので、現代のことはわかりませんが、当時はこんな感じで過ごしていました。
- 現地のツアーやアクティビティに参加する
- ほかの旅人とひたすら喋る(英会話は上達した)
- スタバでのんびり(スタバはあった)
- 自然の中でひたすらぼーっとする
- 道に迷ったら通行人に聞く
日本との連絡手段は国際電話かEメール、SNSはミクシィ
当時はLINEがなかったので、日本との連絡手段はEメールか国際電話でした。街のいたることろに公衆電話があったので、近くのお店で国際電話用のテレフォンカードを買って国際通話をしていました。
メールは、韓国人が経営しているインターネットカフェを利用していました。その頃、欧米人の間ではSkypeが流行していたのですが、まだ日本では流行っていませんでした。
ちなみに当時のSNSといえば、mixiで、海外在住の日本人はみんなこぞってパソコンでmixiをしていました。ちなみに韓国人はNaver、欧米人は2007年頃からFacebookをしていたような記憶があります。
15年前は時代が違う
なんだかこうやって書いていると、たった15年ほど前のことなのに超アナログだし、時代がまったく違いますね。
不便でなにかと失敗しながらの旅行も、それはそれでいい思い出ですが、今だったらスマホがない海外旅行なんて絶対嫌です。
しかし、「まだ見ぬ土地や人を実際に見てみたい!」という、海外への好奇心が薄れてしまったのは確かです。