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2023上半期ベスト本

2023年も半分が過ぎようとしています。はやいですねー。

今年に入って70冊の本を読みました。その中で特におもしろかった本を紹介していきたいと思います。

現代社会について知ることができた本2選

1.先生、どうか皆の前でほめないで下さい: いい子症候群の若者たち/金間 大介

目立つのが嫌い、競争を好まない、埋もれていたい。その原因は、びっくりするほど強い劣等感だった。今の若者の特徴を大学教授が書いています。私はもう若者ではないけれど、「わかる、わかる。」と共感の嵐でした。

 

2.映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在/稲田 豊史

最近映画を早送りで観る人たちが増えてきた。その理由は結末を早く知りたかったり、手っ取り早く内容を知って話題についていきたかったり。それはとてもわかる。だけど「早送りされる作品を作るほうが悪い。」って…。そこまで言うかー?!とにかくおもしろくて一気読みしました。

 

仕事ですぐに役に立った本2選

1.心理的安全性 最強の教科書/ピョートル・フェリクス・グジバチ

心理的安全性”という言葉は数年前から聞くようになりました。自己啓発界隈のうさん臭い言葉かと思っていましたが、イメージが一変。コミュニケーションが苦手でも、おそろしいほど具体的でわかりやすいので、仕事ですぐに役立ちました。

 

2.速効メソッド ITエンジニアのためのビジネス文書作成術/髙橋 慈子・藤原 琢也

エンジニアではないけど、仕事でとても役に立ちました。ビジネス文書やメールの構成の作りかたから例文までが盛りだくさん。解説がものすごく丁寧で読者に寄り添ってくれています。これがアンリミで読めたので、とてもありがたかったです。

 

教養が深まった本2選

1.書くのがしんどい/竹村 俊助

「書くことがなくてしんどい、伝わらなくてしんどい、読まれなくてしんどい、つまらなくてしんどい、続かなくてしんどい…。」日々文章を書いていると、必ずどれかの悩みにぶち当たります。読者の悩みに寄り添い、解決してくれる本。さすが、文章がとてもわかりやすいです。

 

2.世界最高の日本文学~こんなにすごい小説があった~/許 光俊 (著)

たくさんありすぎてとっつににくい日本文学。筆者おすすめの作品がひとつひとつ丁寧に解説されています。この本のおかげで日本文学をぞんぶんに楽しむことができました。

 

やっぱり2023年も本が好き

本は自分にとって一番の娯楽だと実感した2023年の前半でした。もう本は娯楽としては古いのかもしれない。だけど、読書は自由度が高い娯楽です。

  • 家でも出先でも、いつでもどこでも読める
  • 目次を見て読みたいところを決められる
  • 読む速さが調節できる
  • 面白くなかったらとばし読みができる

個人的に映像コンテンツよりも断然好きです。