ひとり暮らしを楽しむブログ

ひとり暮らし会社員のひとりごと

豆腐メンタルが転職活動で受ける屈辱

現在働いている会社での居心地はそこそこ良いものの、派遣事務員という社会的底辺から抜け出したくて転職活動をしている。

自分にとって仕事は大事なので、慎重に進めている。「考えるより先に動け」というけれど、転職活動においてはその考えはちょっと乱暴だと思う。仕事選びにその考えを持ってくると失敗するのは経験済みなので。

巷で話題になっている転職エージェントを利用することにした。ところが、登録の段階から色々な屈辱を受けて撃沈することになる。

黒歴史を振り返る屈辱


職務経歴書っていつからあるんだろう。職務経歴書には、今まで働いた会社で自分が何をしてきたかを詳しく書く必要があるんだけど、これを書くのに相当な時間がかかった。とにかく自分の黒歴史を洗い出すのがつらい。過去の職歴を書きながら、ドロドロした黒いものがわんさか出てくる。過去に働いていたそれぞれの会社で、いい思い出なんて一つもない。やらかしたり、嫌なことばかり思い出して、書くのが辛くなり、一度書くのをやめて、また再開してはやめての繰り返し。結局1年くらいかかった(遅)。

不特定多数の人に個人情報が晒られる屈辱


これが一番嫌かも。今はインターネットで応募するので、自分の個人情報が顔が見えない不特定多数の人たちに晒される。そして役に立たないと見放され、自分の黒歴史がインターネットの海に放流される。書類を送ってすぐに「ご案内できる求人がない。」と言われた際には、「何もできないくせに高望みしやがって。」って思われているんだろうなぁ、と勝手に解釈してしまう。市場に必要とされていない自分に無力感を感じる。

面談担当者に馬鹿にされる屈辱


初めて登録した転職エージェントの面談で、おじいちゃんみたいな面接官に個人情報をいじられて、希望しない仕事をゴリゴリ紹介された。それがトラウマになり、立ち直るのに1年くらいかかった。自分の豆腐メンタルがつくづく嫌になる。そんなことで傷ついていたら一生転職なんてできないよ、と思いながらも、ほかのエージェントの人もこんな人たちばかりなのかと思って、なかなか先に進めない。

それでもゆっくり進む

自分の過去の黒歴史を洗い出し、知らない人に提出して、「こんなことしかしてこなかったのか」と心の中でバカにされ(?)、日本には100万以上の会社があるにもかかわらず、市場から求められていないということを思い知る。豆腐メンタルには、転職エージェントは向いていないかもしれない。

幸い今働いている会社は居心地が良いので、慎重に亀のように、ゆっくりと転職活動を進めていこうと思う。