最近手帳の使いかたで発見したことがあります。
それは、「未来のTO DOよりも、過去に自分ができたことを記録したほうがモチベーションが上がる。」ということです。
そう、自分で自分をほめる作戦です。
TO DOリストの危険
TO DOリストが危険なのは、作ること自体に満足してしまうことです。
一年の始めはやる気満タン。「あれもやりたい、これもできる。」と、手帳に目標をどんどん書いていき、それに沿ったTO DOリストをたくさん作ります。
TO DOリストの数が少ないとつい不安になり、内容の薄いものまで作ってしまいます。そして真面目な私たちは、内容の薄いものまで全てこなすことで、頑張っていると錯覚します。
結果、本当に価値あることに取りかかれないまま、1年が過ぎていきます。
TO DOに書いたことが達成できないと、できていない自分に落ち込んでしまい、結局手帳を開くのをやめてしまいます。
手帳を続けるコツ
手帳を開くのが楽しみになれば、自然と続くようになります。
コツは、目標はふわっと書いておくけど、TO DOリストは作らない。そして、日々の生活のなかで「できたこと」をコツコツと記録していきます。
例えば1年の目標を「社内の業務効率化に貢献する」「転職活動をする」にしたとしたら、手帳にはそれに沿った『やることリスト』は書かずに、できたことだけを書き留めます。
自分が達成できたことって小さすぎて、書き留めないとすぐに忘れてしまうんですよね。だからこそ「今月何もしてないなぁ。」と思っても、手帳を見返すと、何かしらやっているものです。「ちゃんと頑張ってるな」とか、「意外と色んなことができているな」と、少しだけ幸せな気持ちになります。
手帳をかわいくしても続かない
手帳を続けるコツとしてよくありがちなのが、手帳をかわいく装飾したり、高いペンを使うこと。手帳自体を高いものにする、なんて方法もありますね。だけど、長年の経験から、そんなことをしても全く続きませんでした…。
手帳は安くてシンプルなものでじゅうぶんです。
今年買った2023年の手帳は、『能率手帳』のウィークリー。