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MOS Access 2019を受験してきた

先週、MOS Access 2019エキスパートを受験してきました。2022年にもなって今さらAccessって思うかもしれません。実は私もそう思ってずっとそう思っていました。だけど勉強していくうちに、Accessの魅力にハマってしまいました。試験には無事合格しました。

どうやって、どれくらい勉強した?

パソコン教室と本で勉強しました。勉強した期間はトータル2ヶ月半くらい。最初、パソコン教室に行きたくなかったので(高いから)、本を買って読んでいたのですが、データベース初心者のため専門用語が全く分からず挫折。結局パソコンスクールに8回通いました。その後、MOSの本『MOS Access 365&2019 Expert 対策テキスト&問題集 (よくわかるマスター)』を使って練習問題を解き、2週間くらい勉強しました。

試験について

試験から一週間が経っており、うろ覚えですが、今のうちに覚えていることを書き留めておきます。

受験料は、一般価格で12,980円(税込)でした。高いので、落ちることができないプレッシャーが半端ない。

MOS Accessの難易度は?

比較的易しく感じました。特にひねった問題も出題されませんでした。FOM出版の本を読みながら実際にパソコンで練習問題を解いていれば、合格できます。個人的な感想ですが、結局合格の秘訣は国語力だと思いました。問題文を正しく読んで、その通りに操作すれば、そんなに難しくありません。

どんな問題が出た?

Accessを操作するにあたってごく基本的なことが出たように思います。

  • テーブル:難しいのはテーブルデザインの既定値くらい。
  • リレーションシップ:参照整合性の設定、左外部結合。
  • クエリ:削除クエリ、パラメータークエリ、クロス集計クエリ。
  • フォーム:書式設定、コントロールの追加など。
  • レポート:データのグループ化と並べ替え。印刷設定、書式設定など。

MOSの試験に持っていくもの

  • 試験申込書
  • 写真付きの身分証明書
  • オデッセイの『Certiport』というサイトで、受験者IDを登録しておく。←これ、重要です。試験申込書の下のほうに小さく書いてあるから見落としがちなんです。私も別の試験のときに見逃していて、当日かなり焦りました。

MOS Accessを受験してよかったこと

データベースの基礎を学ぶことができました。初心者が、やっとスタート地点に立つことができたような気がします。「主キー」「テーブル」「レコード」などの専門用語って、Accessだけではなく、他のツールにも当たり前に出てくると思うんです。ファイルメーカーMySQLなど色々なソフトがある中、「Accessなんて。」って思われるかもしれませんが、私は普段オフィス製品を使っているので勉強しやすかったです。

Microsoft Office Accessの魅力

MOS試験のためにAccessを勉強して、どんどんその魅力にハマっていきました。今までExcelしか触ってこなかったので、「えーこんなこともできるのー?」って日々発見して感動しています。最後に、私が感じたAccessの魅力をご紹介します。

会社員が個人のデスクトップで使うには最高のツール

Accessは超便利です。属人化がよくないと言われていて、確かにそう思うのですが、それはシステムを作る側の意見であって、私たち末端社員には関係ありません。現実は、みんな自分のデスクトップでバラバラに資料を作っています(それが良いか悪いかは別として)。私たち末端社員は、売上データなどの情報を社内の基幹システムからExcelで取り込み、そのデータを加工して、集計や分析を行います。そんなとき、Accessはとても便利です。データが多くてもサクサク動くし、Excelのように間違えてセルの中身を消してしまったり書き換えてしまったりすることがありません。

勉強しやすい

会社のパソコンにはセキュリティの都合で、インストールできるソフトウェアが限られています。PythonSQLServerなどはインストールできないけど、Accessは最初から会社のパソコンに入っていますし、自宅のパソコンにも入ってます。Pythonみたいに環境構築に時間がかからないので、とっつきやすいです。そして、いつも使い慣れている他のOffice製品とデザインが同じなので、どこに何のタブがあるか、すぐにわかります。

今流行り?のローコード

Accessは思いっきりローコードです。もちろん複数人数で使用するにはVBAを書く必要がありそうですが、個人で使用するにはその必要はありません。Excelみたいに数式を入れなくても数クリックで集計ができますし、VLOOKUP関数を使わなくても、クエリを作成することで、サクッと表の結合ができます。

以上、少し長くなりましたが、Accessの試験の情報があまりネットに出ていないので、情報を共有させていただきました。少しでもお役に立てれば嬉しいです。