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転職活動失敗の記録その1

「今の仕事が嫌ならさっさと転職してしまえ」と、人々は軽く言うけれど、人生を変える大イベントなのだから、転職活動は慎重に行いたい。

今まで地方(北陸)で派遣事務員としてぬるっと生きてきて、もう30代も終わりに近づいているので、「このままではやばい。」と思い、転職活動をはじめました。

今回の転職活動は失敗に終わりましたが、その中で色々な気づきがあったので、気持ちが冷めないうちに記録をしておきます。

 

地方の底辺事務員が東京の会社に応募

まず、地元の企業に3社ほど応募しました。すべて書類選考で落ちましたが、まぁ歳だから仕方ないと諦めずに探していたら、東京の会社でやりたい仕事が見つかり、奇跡的に最終面接まで行くことができました。

「憧れの東京生活!しかも年収300万円!」

わくわくしながら面接に挑みました。

応募辞退の理由

しかし、結局は結果が出る前に応募を辞退してしまいました

理由は東京の家賃が高すぎて、働く意欲がゼロになったから。

地方では月15万円くらいあれば余裕で暮らせるのに(贅沢しなければ)、東京では倍のお金があっても余裕がないことが判明。同じ日本なのに驚きました。

応募先の会社の人たちがとても良い人達だったのに、私の勝手な都合で断ってしまい、申し訳ないです…

憧れの東京生活、オワタ

年収300万の収入では、家賃は6万円くらいが適正かと思いますが、応募先の会社から通えるエリアの賃貸を色々調べた結果、6万円で住めるとこなんてない。となると、1Kでも家賃8万くらい必要。そして8万の家賃を払ったら結構ギリギリの生活になることが判明しました。

4~5万円の物件もありましたが、風呂なし和式トイレがデフォルトでカルチャーショックを受けました。

ちなみに遠くから会社に通う選択肢はありません。都心の人はそれが普通かもしれないけど、地方の人間としては通勤に1時間以上かけるなんて無理すぎるのです。

結果、地方の人は軽々しく「東京に住みたい」なんて思ってはいけないんだなぁと思いました。悲しすぎる。

今回の転職活動で気づいたことまとめ

・地方から東京へ出て働くのは想像以上にハードルが高い。
・年収300万円で東京で生活していくのは厳しい。
・いくらやりたい仕事で熱意があったとしても、条件が食い違えば無理。
・オンライン面接は全然緊張しない。
・履歴書に貼る証明写真は定期的に撮って準備しておくとラク
・求職者は会社を選ぶ側の立場なので強気で好きなことを言える。
・転職活動はメンタルが相当削られる。

応募から最終面接まで約2週間、相当疲れました…。またしばらくは、ノンビリ事務員の生活を続けようと思います。

 

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