ひとり暮らしを楽しむブログ

ひとり暮らし会社員のひとりごと

隣人が気になる

隣人が気になる。

ひとつはアパートの隣人で、もうひとつはオフィスの隣人。
名前も知らないし話したこともないけれど、たぶんお互い横目で認識し合っている。どんな人達なのか気になるけど、話しかけることができずに月日が流れていく。誰にでも気軽に声を掛けれる人がうらやましい。

アパートの隣人


二階建てアパートで一人暮らしをしている。築年数はわりと古いけど中はきれいにリフォームされていて、とても快適に暮らしている。
今のアパートに引っ越してきて1年が経ち、隣人がどんな人たちか、ぼんやりだけど、わかってきた。まともに顔を合わせたこともないし話したことなんて一度もない。それなのに、なぜか彼らが気になる。気になると言っても、当然名前は知らないし、もちろん色恋沙汰の感情なんて1ミリもない。「どこ出身?」「なんの仕事してるの?」「なんでここで一人暮らししてるの?」口に出したら100パーセント気持ちが悪い人になってしまうので、絶対に聞くことはない。でも気になる。全く話したこともないのに、もし彼らが引っ越してしまったら多分さみしく感じると思う。

オフィスの隣人


私の働いているオフィスは同じ階に8社あり、ほかの会社の人と廊下ですれ違っても挨拶をしたことがない。べつに挨拶くらいすればよいのだけど、誰も自分から挨拶しない。それも、頑なに。今の会社で働き始めてから6年間、一度もあいさつをしたことがないから、なにを今さら…と思ってスルーしている。多分向こうも同じ気持ちだと思う。でも、こちらもアパートの隣人と同じく、彼らのことがとても気になる。「どこに住んでるの?」「どうやってこの会社に入ったの?」「((仕事で)こういうときはどうしてる?」とか、色々と聞きたくてしょうがない。アパートの隣人と違って気軽に喋れそうではあるんだけど、もうタイミングを完全に逃してしまったので、これからも声をかけることはないだろう。