雪が降ってきました。
寒い冬はなるべく出かけたくないので、暖かい部屋にこもって本を読むのが幸せです。
今日はAmazonから無料でダウンロードできる本の中から、おもしろかった小説をご紹介します。どれも短編なのでコスパ・タイパ◎です。
『鮨』岡本 かの子 (著)
幼いころに母親に作ってもらった鮨の味を求めて今日食べ歩く。
それにしても終わり方がばっさりと潔い。続きが気になるー。
『牛鍋』 森 鴎外 (著)
すき焼きの肉をめぐる競争。たった6ページなのにすごい緊迫感。
この話を読むと、すき焼きが食べたくなります。
『外科室』泉 鏡花 (著)
麻酔なしの手術なんてホラーすぎる…と思いきや、
グロい系の話じゃなくて安心した 。
最後は意外な結末です。
『少女地獄』夢野 久作 (著)
姫草ユリ子が現代の世界に生きていたら、間違いなく港区女子とかキャバ嬢として大成功するだろうな。どきどきしながら読み進めて、あっという間に読了。
『老妓抄』岡本 かの子 (著)
老いた芸者が若い男を囲う話。いつの時代も隣の芝は青く見える。
文豪の本って、短くてもしっかりと心に残りますね…。最近はまってます。